現代史を語る (5) 吉沢清次郎

監修・解説■渡辺昭夫

四六判上製 本体価格5,000円 ISBN978-4-87785-162-0

慮溝橋での日中衝突から日米関係が緊迫の度を増してゆく昭和15年まで外務省アメリカ局長を勤め、戦後は芦田外相のもとで、終戦連絡中央事務局次長、外務次官を勤めた吉沢清次郎の談話記録。

吉沢清次郎氏略歴

明治26年 長野県生まれ
大正 6年 東京帝国大学法学部経済学科卒業
     外務省入省
  13年 山東省済南総領事代理
昭和 2年 ドイツ大使館二等書記官
   4年 イタリア大使館一等書記官
  10年 アメリカ大使館参事官
  12年 本省アメリカ局長
  15年 カナダ公使
  22年 終戦連絡中央事務局次長
  23年 外務次官