日本占領と軍政活動 ―占領軍は北海道で何をしたか―

西川博史 著

A5上製判/本体価格3,200円/ISBN978-4-87785-155-2

占領期の日本各地に展開した「軍政部隊」の膨大かつ多岐にわたる報告書から、 北海道を事例として、「軍政部隊」と中央および地方政府との関係、地域における 戦後状況からの脱出と軍政活動のかかわりを解明する。

まえがき
第1章 占領軍の日本進駐
 第1節 日本占領
 第2節 占領軍および軍政の配備
 第3節 日本側受け入れ体制の整備
 第4節 軍政の活動と機能
第2章 北海道における占領軍
 第1節 占領軍の北海道進駐
 第2節 北海道における軍政組織の変遷
 第3節 軍政報告の作成時期と種類
 第4節 占領軍の兵士たち
第3章 第105軍政団および第74軍政中隊の活動
 第1節 第105軍政団の活動
 第2節 第74軍政中隊の活動
第4章 北海道地方軍政部(軍政チーム)の活動
 第1節 経済セクション
 第2節 法務(公安・行政)セクション
 第3節 公衆衛生セクション
 第4節 社会福祉セクション
 第5節 民間情報・教育セクション
 第6節 調達セクション
第5章 北海道地区軍政部の活動
 第1節 経済セクション
 第2節 法務(公安・行政)セクション
 第3節 公衆衛生セクション
 第4節 社会福祉セクション
 第5節 調達セクション
 第6節 民間情報および教育セクション
おわりに