第6号　「軍事の論理」の史的検証

A5判並製／本体価格3,200円／ISBN978-4-87785-014-2／2000年

Ⅰ. 米軍基地と日米安保体制
　　　―解禁秘密文書が語る｢基地自由使用」と「核兵器」―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・島川　雅史
Ⅱ. 一九五五年の基地問題　 ―基地問題の序論的考察―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・明田川　融
Ⅲ. 戦前・戦後有事法制の展開と構造　・・・・・・・・・・纐纈　　厚
Ⅳ. 戦争と国土計画　・・・・・・・・・・・・・・・・・・沼尻　晃伸
Ⅴ. 戦争犯罪法とアジアにおけるアメリカの戦争行為
　　　　・・・・・・・・ハーバート・Ｐ・ビックス　［訳］加藤　公一

●投稿
1. 五五年体制の成立とアメリカ ・・・・・・・・・・・・・池田慎太郎
2. 満洲事変における北満政策 ・・・・・・・・・・・・・・竹内　　桂
3. 近衛新体制構想と陸海軍・企画院 ・・・・・・・・・・・山口　浩志

●研究ノート
李承晩の思想と行動　―対日・対米認識を中心に―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・李　　景珉
●現代史の扉
現代史研究と環境史の視点　・・・・・・・・・・・・・・・岡部　牧夫

●研究動向
両大戦間期の社会史の出現
　　　　　　　　　・・・・・・・・ケリー・スミス　［訳］宮崎　　章