ＣＩＡ日本人ファイル　全12巻

加藤哲郎　編集・解説

Ａ4判上製　総頁約4,500
第1回配本（1巻～6巻）本体価格218,000円　ISBN978-4-87785-296-2
第2回配本（7巻～12巻）本体価格190,000円　ISBN978-4-87785-303-7

本資料は、米国クリントン政権末期の2000年に制定された日本帝国政府情報公開法にもとずき、2007年までに機密解除された戦時・占領期の日本関係資料約10万ページの中から、特に注目度の高い、米国中央情報局(CIA)が収集した日本人31名の個人ファイルを収録したものである。この中にPODAMのコードネイムを持つ読売新聞社主・正力松太郎が日本のテレビ放送開始や原子力発電の出発に暗躍した役割が見出され、元朝日新聞論説主幹・情報局総裁・緒方竹虎を吉田茂の後継首相にするPOCAPON工作があったことなどは、すでに報道され、研究が始まっている。本資料の解説で、「日本の黒い霧」といわれた戦後日本における米国のインテリジェンス活動の実態が、明らかになるであろう。

第1回配本（1巻～6巻）本体価格218,000円
第1巻　秋山博　有末精三　麻生達男　土肥原賢二　遠藤三郎
　　　 福見秀雄　五島慶太
第2巻　服部卓四郎　東久邇稔彦　昭和天皇・裕仁　今村均
　　　 石井四郎　河辺虎四郎　
第3巻　賀屋興宣　岸信介　小宮義孝　久原房之助　前田稔
　　　 野村吉三郎
第4巻　児玉誉士夫
第5巻　緒方竹虎（1）
第6巻　緒方竹虎（2）

第2回配本（7巻～12巻）本体価格190,000円
第7巻　大川周明　笹川良一　重光葵　下村定
第8巻　小野寺信
第9巻　正力松太郎
第10巻　辰巳栄一　和知鷹二　和智恒蔵
第11巻　辻政信（1）
第12巻　辻政信（2）