第3号 総力戦・ファシズムと現代史(品切)
年報日本現代史 第3号 総力戦・ファシズムと現代史(品切)

A5判並製/本体価格3,000円/ISBN978-4-906642-22-9/1997年
Ⅰ. 総力戦体制をどうとらえるか ―『総力戦と現代化』を読む―
・・・・・・・・赤澤史朗/高岡裕之/大門正克/森 武麿
Ⅱ. 藤田省三の全体主義認識について ・・・・・・・・・・北河 賢三
Ⅲ. 総力戦理解をめぐって
―陸軍中枢と二・二六事件の青年将校の間― ・・・・須崎 愼一
Ⅳ. 日本ファシズムと厚生省の設置 ・・・・・・・・・・・藤野 豊
Ⅴ. 第二次大戦下のイギリス労働力動員政策の特質
―日本労働力動員政策との関連において― ・・・・・長島 修
Ⅵ. わが国における生産・設備投資の組織的調整の展開
・・・・・・・・山崎 志郎
Ⅶ. 阿片をめぐる日本と汪兆銘政権の「相剋」
・・・・・・・・小林 元裕
Ⅷ. 戦争違法化体制と日本
―「国際紛争の平和的処理」原則と「自衛」論の相剋―
・・・・・・・・伊香 俊哉
●現代史の扉
戦時下の都市と戦時体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・今井 清一
●文献紹介
<越境>する社会運動のまなざし
―『近代日本社会運動史人物大辞典』に寄せて― ・・安田 常雄
●書評
『地域における戦時と戦後 ―庄内地方の農村・都市・社会運動―』
(日本経済評論社1996年)・・・・・・・・・大串潤児・西浦直子