第7号 戦時下の宣伝と文化(品切)
年報日本現代史 第7号 戦時下の宣伝と文化(品切)

A5判並製/本体価格3,200円/ISBN978-4-87785-078-4/2001年
Ⅰ. 戦時体制と国民化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・有山 輝雄
Ⅱ. 大日本産業報国会と「勤労文化」
―中央本部の活動を中心に― ・・・・・・・・・・・高岡 裕之
Ⅲ. 「国家宣伝技術者」の誕生
―日中戦争期の広告統制と宣伝技術者の動員― ・・・井上 祐子
Ⅳ. 電波に乗った歌声 ―『国民歌謡』から『国民合唱』へ―
・・・・・・・・戸ノ下達也
Ⅴ. 大東亜教育論とは何か
―アジア太平洋戦争下の教育学を考える― ・・・・・佐藤 広美
Ⅵ. 戦時期朝鮮における「文化」問題
―国民総力朝鮮連盟文化部をめぐって― ・・・・・・宮本 正明
Ⅶ. 戦時下の農村保健運動
―全国協同組合保健協会の健民運動への対応を中心に―
・・・・・・・・下西 陽子
●投稿
1. 中国の核実験とアメリカの対日政策への影響 ・・・・・・黒崎 輝
2. 顧維鈞と吉田書簡の起源 ・・・・・・・・・・・・・・・廉 徳瑰
●現代史の扉
私と日本近現代史研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・木坂順一郎
●研究動向
「戦争と歴史家」をめぐる最近の研究について
―阿部猛氏『太平洋戦争と歴史学』と
今谷明氏の平泉澄論を中心に― ・・・・・・・・・今井 修
歴史研究の対象としての「教育経験」
―大門正克『民衆の教育経験』を読む― ・・・・・・木村 元