第8号　戦後日本の民衆意識と知識人（品切）

A5判並製／本体価格3,200円／ISBN978-4-87785-099-9／2002年

Ⅰ. 「戦争体験」と平和運動　―第二次わだつみ会試論―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・赤澤　史朗
Ⅱ.大牟羅良と『岩手の保健』
　　　―雑誌の編集と読者との関係を中心にして―　・・・・北河　賢三
Ⅲ. 山本茂実と地域「葦会」　・・・・・・・・・・・・・・大串　潤児
Ⅳ. 戦後知識人と平和運動の出発　・・・・・・・・・・・・黒川みどり
Ⅴ. 開高健とヴェトナム戦争　―文学作品に描かれた戦争―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・矢崎　　彰
Ⅵ. 戦後初期沖縄における自治の希求と屈折　・・・・・・・鳥山　　淳

●特別寄稿
現代歴史学の課題 ―アメリカの日本近現代史研究 (1980～2000年)―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・中村　政則

●現代史の扉
私の戦後と歴史学　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・犬丸　義一

●書評
Ｊ・ダワー著『敗北を抱きしめて』上下（岩波書店2001年）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・成田　龍一