第12号 現代歴史学とナショナリズム
年報日本現代史 第12号 現代歴史学とナショナリズム

年報日本現代史編集委員会 編
A5判並製/本体価格3,600円/ISBN978-4-87785-156-9/2007年5月25日刊行
【特集論文】
近衛新体制期における自由主義批判の展開
―二つのナシュナリズムの相克― ・・・・・・・・・・・・・源川真希
「皇国史観」考 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・昆野伸幸
敗戦後の皇居―その空間的意味と象徴天皇像 ・・・・・・・・・河西秀哉
一九五〇年代の反基地闘争とナショナリズム ・・・・・・・・・松田圭介
戦争の記憶とナショナリズム
―日・中・台・韓の博物館展示を中心に― ・・・・・・・・・吉田 俊
宗教右翼と現代日本のナショナリズム ・・・・・・・・・・・・上杉 聰
【現代史の扉】
遅ればせの私の近現代史研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・由井正臣
【投稿】
近代家族規範受容の重層性
―専業農家経営解体期の女性就業と主婦・母親役割― ・・・・倉敷伸子
【書評】
大門正克偏者『昭和史論争を問う
―歴史を叙述することの可能性―』 ・・・・・・・・・・今野日出晴